タイ南部クラビ県のレームハーンナーク沖で8月15日、観光用ロングテールボートが転覆した。タイ政府広報局第5地区事務所の発信によると、外国人観光客10人、ガイド1人、船長1人の計12人は全員救助された。救助の経過と、負傷者への対応、当局が確認を続ける事項を伝える。
国立公園が通報を受け、救助活動を開始
事故は2026年8月15日、クラビ県のレームハーンナーク沖で起きた。ハート・ノッパラット・ターラー=ムー・コー・ピピ国立公園は、ボックコラニー国立公園からの連絡を受け、現場へ職員を派遣したとしている。現場では、観光用ロングテールボートが海上で沈み、転覆している状態が確認された。
船には外国人観光客10人、ガイド1人、船長1人が乗っていた。近くを航行していたスピードボート「SAYANG TOUR」が救助にあたり、12人全員を海から引き上げた。その後、全員はクラビ県のクロンムアン・ビーチへ移送された。
救急チームが応急対応、6人の負傷を確認
クロンムアン・ビーチでは、国立公園の警備隊員、ノーンタレー行政機構の救急チーム、救急支援団体が連携し、救助者の応急対応と状態の確認を行った。政府広報局第5地区事務所の投稿では、12人のうち6人に負傷があり、残る6人には負傷が確認されなかったとしている。
負傷者の一部は病院へ搬送された。また、軽いけがを負った3人は病院での治療を希望しなかったという。乗船者にインド人観光客が含まれていたことも、同事務所の発信で示されている。
出発地と目的地を当局が公表、原因は確認段階
当局の説明によると、転覆した船はアオナン地区からホン島へ向かう観光船だった。タイのテレビ局7HDも、転覆後にスピードボートが12人を救助し、関係機関が救急対応にあたったと報じている。
政府広報局第5地区事務所は、船内での乗客の移動や当時の海況に言及している。ただし、これらは関係者から得た初期情報に基づく内容であり、事故の正式な原因として確定したものではない。国立公園側は、関係機関と連携して出来事の詳細を確認するとしている。

