タイ中央捜査局(CIB)は、バンコク・ホワイクワン地区のコンドミニアムで、中国籍の43歳の男を拘束したと発表した。CIBによると、室内では覚醒剤「アイス」80グラム超が見つかり、男には薬物販売と不法滞在に関する容疑がかけられている。公表内容と、中国側の逮捕状に関するCIBの説明を整理する。
CIBが中国籍の43歳を拘束と公表
CIBは公式Facebookで、同局の犯罪抑制部隊が中国籍の43歳の男を拘束したと発表した。発表によれば、男は第1種麻薬に分類される「アイス」を販売した容疑のほか、タイで許可された滞在期間を過ぎていた不法滞在の容疑もある。
拘束は、ホワイクワン地区にあるコンドミニアムへの立ち入り捜索後に行われたという。CIBの公表は捜査機関による容疑の説明であり、男の刑事責任が裁判で確定したことを示すものではない。
室内で「アイス」80グラム超を発見したと説明
CIBによると、コンドミニアム内から80グラムを超える「アイス」が見つかった。同局は、これを薬物販売事件の証拠として扱い、身柄を法的手続きへ送致したとしている。
公表文では、男が観光客の調整・案内に関わる仕事をしていた機会を利用し、中国人観光客のグループに薬物を販売していたとみている。販売の実態や関係者の範囲について、CIBは今回の投稿では詳細を明らかにしていない。
中国でも薬物取引事件の逮捕状とCIBが説明
CIBは追加の情報照会の結果として、男について中華人民共和国で薬物の不正取引に関する逮捕状が出ていることが判明したと説明した。この点もタイ国内での今回の容疑とは別に、CIBが公表した捜査上の情報である。
当局は男をタイの法律に基づく手続きに移したとしている。中国側の逮捕状に関する事件の時期や進捗、今後の国際的な手続きについては、今回確認できたCIBの発表には記載されていない。

