バンコクの歴史ある邸宅、プーケットやカオラックの海辺、サムイ島やチャーン島の砂浜まで、タイ各地には式の舞台となる多彩な空間がある。建築、庭園、川、海といった会場ごとの特徴を整理し、二人が描くセレモニーの雰囲気に合わせて候補を絞るためのガイドを紹介する。
どんな場所か|都市の邸宅から島の海辺まで
紹介されている14会場は、バンコク、ナコーンラーチャシーマー、ナコーンパトム、プーケット、パンガー、サムイ島、チャーン島に分布する。都市部で歴史建築や庭園を選ぶか、海辺のリゾートで自然を背景にするかによって、式の印象は大きく変わる。
バンコクには、タイ・コロニアル様式のSriwiang Heritage House、20世紀初頭のタイ様式建築を修復したBaan Suriyasai、温室と芝生を備えるThe Botanical House Bangkokがある。チャオプラヤー川沿いではFour Seasons Hotel Bangkok AT CHAO PHRAYA RIVER、専用フェリーで渡るPraya Palazzoも候補となる。
歴史や建築を背景に選ぶ
Sriwiang Heritage Houseは、シーロム中心部にありながら木々に囲まれた、116年の歴史を持つ邸宅。最大150名を収容できるため、家族やゲストとテラスや食卓を囲む場面を考えたい二人に向く。Baan Suriyasaiは庭園とファインダイニングを備え、タイ式エンゲージメントやガーデンティーセレモニーの舞台として挙げられている。
旧世界のヨーロッパを思わせる空間を望むなら、カオヤイの森にあるMaison Mystiqueがある。ツタに覆われた壁、図書室、17エーカーのシークレットガーデンが特徴だ。ナコーンパトムのCasa Papa Home & Spaceは、ナコーンチャイシー川のほとりに立つ現代ヨーロッパ風の白い建築と庭園を持ち、オーナーである調香師による二人のための香りも用意される。
海・庭園・川を生かしたセレモニー
プーケットのLaguna Phuketは、ビーチフロント、庭園、ラグーンサイドという異なる環境を選べ、多様な文化や伝統を取り入れた式に対応する。InterContinental Phuket Resortでは、カマラビーチの潮騒、タイ建築、花のアーチやプールサイドを組み合わせられる。The Vanderbilt Estate by Murjaniは、森の中のリージェンシー様式の邸宅で、7つの庭園と白いパビリオンを備える。
アンダマン海側のカオラックでは、JW Marriott Khao Lak Resort & Spaが黄金色の砂浜、ヤシの木、インフィニティ・ローンを舞台にする。Avani+ Khao Lak Resortは砂浜を裸足で歩く演出や星空の下でのダンスを提案し、タイ、西洋、インドなどの伝統を取り入れられる。海辺の静けさを重視するなら、チャウエンビーチのタイ式サラを擁するCentara Reserve Samui、またはチャーン島の砂浜でキャンドルに囲まれた誓いを描けるThe Dewa Koh Changも検討したい。
訪問前に会場の性格を照らし合わせる
会場選びでは、まず式を構成する要素を具体化すると比較しやすい。歴史ある家屋での食事、温室や庭園での明るい時間、川を渡って到着する演出、砂浜や海を背景にした誓いなど、各会場が示す場面は異なる。LGBTQ+フレンドリーと紹介される会場もあり、Four Seasons Hotel Bangkok AT CHAO PHRAYA RIVER、Praya Palazzo、Maison Mystique、Casa Papa Home & Space、Avani+ Khao Lak Resort、Centara Reserve Samuiが該当する。
移動そのものを式の一部にしたい場合、Praya Palazzoはプラアーティット船着場から専用フェリーで向かう。会場の利用条件や希望するセレモニーの可否は、候補を決めた後に各施設の公式ウェブサイトで確認しておきたい。
出典:タイ国政府観光庁 日本語公式サイト「2人なら、もっとタイが好きになる|第2回:刻まれる誓い」

