1959年8月24日、タイ航空会社(TAC)とスカンジナビア航空システム(SAS)は、タイを拠点とする国際航空会社の設立へ向けた協定を結んだ。翌年に登記され、初の国際線を運航したタイ国際航空の出発点を、公式資料と独立した記録からたどる。
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1959年8月24日に結ばれた協定
1959年8月24日、タイ航空会社(Thai Airways Company、TAC)とスカンジナビア航空システム(SAS)は、新たな国際航空会社を設けるための協定をバンコクで締結したと、航空史を扱う独立系の記録と研究資料が伝えている。この協力は、タイ発の国際線事業を担うタイ国際航空へつながる契機となった。
SASは、共同事業の発足期に運航、経営、マーケティングの知見や研修面で協力した。タイ国際航空の公式沿革は、同社がTACとSASの合弁として1960年に発足したことを示している。
会社登記は翌1960年3月
共同事業の協定締結日と、会社としての登記日は異なる。タイ国際航空は1960年3月29日、登録資本金200万バーツで有限会社として登記された。出資比率はTACが70%、SASが30%だった。
したがって、8月24日は現在のタイ国際航空が法人登記された日ではない。一方で、国際線を担う会社を設立するためのタイ・SAS間の協力が正式に動き出した日として位置付けられる。
5月1日に国際線を開始
タイ国際航空は1960年5月1日、バンコクから香港、台北、東京へ向かう初の国際線を運航した。使用機材はダグラスDC-6Bで、同社の公式資料はこの日を商業運航開始日として記録している。
SASとの資本・運営面での協力はその後も続き、1977年にはSASが保有していた株式をTACへ移管した。タイ国際航空の歩みは、1959年の協定、1960年の登記と就航という段階を経て始まった。

