タイ北部チェンライ県のワット・ロンクンで、フランス人女性旅行者のパスポート、クレジットカード、現金などが入った落とし物が見つかった。チェンライ観光警察はチェンマイ側と照合を行い、翌朝にバスで移送して本人へ返還したとしている。発見から本人確認、県をまたぐ引き渡しまでの経過を追う。
ワット・ロンクンの「タムシン」周辺で発見
チェンライ観光警察の発表によると、8月5日午後5時30分ごろ、チェンライ県ムアン郡パーオードンチャイにあるワット・ロンクンで、旅行者の落とし物が発見された。場所は寺院内の「タムシン(ถ้ำศิลป์)」周辺で、巡回担当者から連絡を受けた同寺院配置の観光警察官が対応した。
確認の結果、所持品はフランス人女性旅行者のものとみられ、パスポート、クレジットカード、現金が入っていた。警察は内容物を詳しく確認して記録し、封筒に封入・封印したうえで保管したとしている。
チェンマイで出されていた紛失届と照合
その後、チェンマイ観光警察から、旅行者が所持品の紛失を届け出ているとの連絡がチェンライ側へ入った。両地の観光警察が情報を確認し、発見された所持品の持ち主が届出人本人であることを確認した。
発見地のチェンライと旅行者がいたチェンマイは別県にまたがるため、両地の観光警察が返還に向けて連携した。公式発表は、本人確認を経て返却先を確定した経緯を示している。
翌朝、グリーンバスでチェンマイへ移送
所持品が確認された時点では旅客運送会社の営業時間後だったため、チェンライ観光警察はその夜の移送を行わず、適切に保管した。翌8月6日朝、同警察はグリーンバスを通じて所持品をチェンマイへ送った。
チェンマイ県のバスターミナルでは観光警察官が荷物を受け取り、その後、フランス人女性旅行者へ安全に引き渡されたという。観光警察は旅行中の支援窓口として、24時間・多言語対応の観光警察ホットライン「1155」も案内している。

