2023年8月27日、タイのクンラウット・ウィティットサーンはデンマーク・コペンハーゲンで開かれたBWF世界選手権男子シングルスを制した。タイ男子選手として初の同種目世界王者となった決勝の経過と、前年の準優勝から続く歩みを振り返る。
コペンハーゲンでつかんだ男子シングルス世界一
2023年8月27日、デンマーク・コペンハーゲンのロイヤル・アリーナでBWF世界選手権男子シングルス決勝が行われ、クンラウット・ウィティットサーンが優勝した。タイ政府広報局は翌28日、同選手がタイの男子シングルスでは初めて世界選手権を制したと発表している。
決勝の相手は日本の奈良岡功大だった。クンラウットは第1ゲームを19-21で落とした後、第2ゲームを21-18、第3ゲームを21-7で取り、2-1で逆転勝ちした。タイと日本の22歳同士による決勝は、3ゲームで世界タイトルの行方が決まった。
前年の決勝経験を経て迎えた2023年大会
クンラウットは前年の2022年世界選手権でも男子シングルス決勝に進出していた。この時はデンマークのビクトル・アクセルセンと対戦し、5-21、16-21で敗れて準優勝となった。
BWFの大会報道によると、2022年決勝ではアクセルセンが勝利し、クンラウットは銀メダルだった。翌年に再び世界選手権の最終日に立ち、今度は優勝という結果を残したことになる。
タイ男子シングルスに刻まれた初の記録
世界選手権はバドミントンの世界王者を決める大会であり、2023年の優勝はクンラウットにとって男子シングルスの世界タイトル獲得となった。タイ政府広報局の発表は、この優勝を同国男子シングルスで初の世界選手権制覇と位置付けている。
8月27日は、クンラウットが世界選手権で頂点に立った日として、タイのバドミントン史に残る。日本の奈良岡との決勝で記録された19-21、21-18、21-7というスコアは、この歴史的な優勝を伝える具体的な結果でもある。

