タイ法務省特別捜査局(DSI)は、オンライン賭博ネットワークに関与した疑いで29歳の女性をソンクラー県で拘束したと発表した。特別事件として捜査する事件では26人に逮捕状が出され、今回を含む逮捕者は2人。DSIは逃走中の24人の追跡と資金・資産の捜査を続けるとしている。
DSIが8月19日に容疑者を拘束
DSIは2026年8月21日、オンライン賭博サイトのネットワークを巡る特別事件150/2568で、29歳の女性容疑者を8月19日に拘束したと公表した。拘束場所はタイ南部ソンクラー県ラッタプーム郡ターチャムアン地区の道路沿いとされる。
DSIの発表によると、女性には2月27日付で刑事裁判所の逮捕状が出ていた。氏名の姓は公表されていない。今後は法的手続きに沿って対応するとしている。
複数サイトの管理役を担った疑い
DSIは、女性が複数のオンライン賭博サイトで管理者を務め、組織内で役割を分けた運営に関わった疑いがあると説明した。これは捜査当局による容疑内容の発表であり、司法判断が確定したことを意味するものではない。
当局は、関係者名義の銀行口座に加え、第三者から入手した口座を使い、賭博利用者からの送金を受け取って資金経路を隠した疑いも挙げている。
事件記録は5月に検察へ送付
この事件では、無許可で電子的手段による賭博を提供した疑いのほか、資金洗浄の共謀と実行、国際犯罪組織への参加、秘密結社に関する罪などが捜査対象とされている。DSIによれば、事件記録は5月14日に検察へ送られた。
DSIは今回の拘束後も、事件の資金の流れと関連資産を調べている。発表では、ネットワークに関与した人物全体への法執行を目指す方針が示された。
逮捕状26人、残る24人は逃走中
DSIの情報技術・情報事件部門は、この事件で26人に対する刑事裁判所の逮捕状を執行している。今回を含めて拘束されたのは2人で、残る24人は逃走中だという。
DSIは、逃走者の多くが近隣国に滞在しているとみている。関係機関と連携し、身柄引き渡しの要請手続きを進める予定だとしている。

