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タイ、2007年8月19日に初の国民投票 憲法草案を承認

タイ、2007年8月19日に初の国民投票 憲法草案を承認を描いたAIイメージ

2007年8月19日、タイでは2007年憲法の草案に賛成か反対かを問う国民投票が実施された。キング・プラジャディポック研究所は、これをタイ政治史上初の国民投票と位置付けている。投票結果と、その後の憲法公布までの経緯を公的資料でたどる。

憲法草案を全国で問う初の投票

2007年8月19日、タイでは憲法草案の是非を問う国民投票が行われた。キング・プラジャディポック研究所の政治・統治データベースは、この日をタイ政治史で初めて国民投票が行われた日と記録している。対象は2007年憲法草案の全文で、有権者は草案への賛否を直接示した。

国会の公開資料には、選挙管理委員会が作成した「2007年国民投票の統計」が収録されている。同資料の目次にも、全国の投票結果、地域・県別の結果、投票率に関する統計に加え、「タイで初めての国民投票」の経緯が掲げられている。

投票者約2599万人、賛成が多数

キング・プラジャディポック研究所が選挙管理委員会の報告として掲載する数値によると、投票した人は25,987,954人で、投票率は57.61%だった。賛成は14,727,306票、反対は10,747,441票で、無効票は504,120票、返却票は87票とされる。草案は賛成多数となった。

この投票は、2006年の暫定憲法に定められた手続きに基づくものだった。同暫定憲法は、起草済みの憲法案を公表したうえで、全国で同日に国民投票を実施し、承認するか否かを問う仕組みを定めていた。

2007年憲法は8月24日に公布

国会図書館は、2007年憲法をタイの第18番目の憲法とし、起草後に国民投票を経て承認された最初の憲法だと説明している。同館の資料では、草案への国民投票は8月19日に行われた。

承認後、2007年憲法は同年8月24日に公布された。国会図書館によれば、この憲法は2014年5月22日に終了し、その後2017年憲法が公布された。8月19日の国民投票は、憲法草案を全国の有権者が直接判断する方式が初めて採られた出来事として、タイの政治制度の歩みを示している。

出典・参考

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